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出産とC型肝炎の関係について

:::出産とC型肝炎の関係について:::                

  出産を経験された方ならば、おわかりでしょうが、出産はまさに命
 がけです。あれほどの痛みと苦しさの後、赤ちゃんと対面した時の
 喜びは、人生の中で一番嬉しい瞬間でしょう。

  しかし、薬害C型肝炎になった女性の多くは、この時の出産で人生
 がガラリと変わることになります。なぜなら、肝炎ウイルスに侵された
 フィブリノゲン製剤を使用されたのが、多量の出血を伴って出産をし
 た方の止血剤として使われていたからです。そして、早いとわずか数
 日で・・・または何ヶ月も経ってから、C型肝炎に感染していたことを知
 るのです。
 今回の薬害C型肝炎訴訟で立ち上がった原告の方達も、出産時の
 感染が原因になっている人たちがたくさんいらっしゃるのだそうです。

  一番恐ろしいのは、自分の知らない間に治療が行われていたとい
 う事です。病気になって原因を調べてみて、初めて知る真実に、誰も
 が愕然としたことでしょう。その時の胸中を察すると、言葉もありませ
 ん。

  しかしこれは、他人事ではないのです。
 もしも、検査をして陽性反応が出たら・・・と考えると、とても怖いです
 ね。事実を受け入れるのには、相当の時間が必要になりそうな感じが
 します。そして、家族や周りへの理解を求めるのにも、同様の時間が
 かかりそうです。

  自分でなくても、とても身近な人がC型肝炎になっている可能性もあ
 ります。その時に、差別することなく付き合うことができるのでしょうか。
 間違った知識で接することのないように、十分な知識を身につけてお
 きましょう。

福田衣里子さんについて

:::福田衣里子さんについて:::                             

  いまや、子どもも老人も、幅広い年齢の方達がインターネットを楽しんでい
 ますね。インターネットで検索すると、知りたい情報が一気に入ってきます。
 C型肝炎とは、どのような病気かを知りたければ、事細かに教えてくれるホー
 ムページを見る事が出来ます。
 もちろん、C型肝炎に悩まされている患者さん達のブログもたくさんあります。

  薬害C型肝炎訴訟の原告の一人、福田衣里子さんもブログを書いている
 一人です。
 1980年に生まれた福田さんは、20歳の時にC型肝炎であることを知りま
 す。感染経路の原因は、生まれてすぐに血液交換をする時に使われた血液
 製剤クリスマシンです。
 クリスマシンは、血友病患者のために作られた製薬ですが、適応されていな
 い小児医療に使われていたといいます。
 この情報を新聞で知り得た福田さんは親に勧められて検査を受け、その結
 果、陽性反応が出てしまうのです。

  福田さんのブログでは、C型肝炎の治療の辛さや患者でしか分からない
 苦しさを知ることができます。 C型肝炎の被害者であるということ、また実
 名公表に踏み切るのには、想像できないくらいに悩んだことでしょう。
 しかし、福田さんの九州訴訟での意見陳述を読むと、現在の前向きな姿勢
 や考え方には感心さえしてしまいます。
 福田さんと同年代の人たちが、福田さんを見て、C型肝炎検査に興味を持
 つこと。C型肝炎は普通の生活では感染しないことを知って欲しいこと。この
 二つの思いを胸に立ち上がった勇気は、きっと多くの方に届いていることで
 しょう。

C型肝炎の食事療法について

:::C型肝炎の食事療法について:::                       

  C型肝炎になったら、どのような食事療法をとれば良いのか、見てみまし
 ょう。

  肝臓が病に侵されると、肝細胞の数が減り、肝臓の働きが悪くなります。
 これは、たんぱく質を作る力がなくなってくる為といわれています。
 昔と違い、現在は気をつけなくても高たんぱくの食事を取ることができます。
 ですから、特に気をつけなくても、規則正しい食事をしていれば、十分OK
 ということです。

  しかしながら、極端に肝臓の働きが悪くなった時には、注意が必要です。
 肝臓の働きが悪いと、アンモニアの処理が出来なくなり、血液中のアンモ
 ニアが多くなるからです。そうすると、物忘れが多くなったり、手がふるえる、
 不眠などの症状が現れます。
 これは、脳にアンモニアの影響が現れるためです。血液中のアンモニアを
 減らすためには、たんぱく質の食事を減らさなくてはいけません。

  また、脂肪や塩分の取りすぎ、鉄分の取りすぎにも注意が必要です。
 特に鉄分は、肝臓に沈着するので、病気が進行しやすいのだそうです。
 肉類ならば鉄分や脂肪の少ない鶏の胸肉やささ身、魚ならばあじやカレイ、
 鮭、エビなどは鉄分も少ないと言われています。
 体調が悪いと、食欲もなくなるかもしれません。
 しかし、栄養を取っておかないと、免疫力も減少してC型肝炎に打ち克つこ
 とが出来ませんよね。

  健康であっても、病気にならないためには、規則正しい生活とバランスの
 良い食事が一番ですね。
 C型肝炎も同じ事です。栄養バランスの良い食生活を送ってくださいね。

C型肝炎とお酒の関係について

:::C型肝炎とお酒の関係について:::                 

  一日の終わりに、ホッと一息つく時間は、至福のときですね!
 皆さんは、何をされますか?
 コーヒーを飲む人もいれば、家族でテレビやゲームを楽しむ人もいる
 でしょう。お酒を飲む人も、多いと思います。

  お酒の飲みすぎは肝臓に悪いというのは、よく知られていることです。
 では、C型肝炎になった時には、お酒とどのように付き合えばよいので
 しょうか?
 C型肝炎の治療が始まると、医師からお酒の摂取量についてのアドバ
 イスがあると思います。
 おそらく「飲んでもいいですよ」という医師はいないでしょう。
 なぜなら、C型肝炎の方がお酒を飲み続けると、病気の進行率がとて
 も早いからです。特に女性は、少しの量でも、肝硬変になりやすいのだ
 そうです。
 C型肝炎の治療を始めたら、きっぱりと禁酒をするようにしましょう。
 しかし、ストレスを抱えることは、かえって体によくないかもしれません。
 どうしても我慢できなければ、医師に相談して摂取量のアドバイスを受
 けるようにしましょう。

  治療後ウイルスがなくなり、医師から許可が下りれば、嗜む程度のお
 酒であれば問題ないでしょう。
 もしも、我慢ができるのならば、せっかく禁酒したのですから、そのまま
 飲まないほうが良いのですが、たまにはお付き合いで飲むのは仕方の
 ないことです。
 くれぐれも飲み過ぎないように、気をつけてくださいね。

  また、晩酌が楽しみな方もいらっしゃるでしょう。
 その場合、日本酒ならばとっくり一合、ビールならば中瓶1本ほどで、
 やめるようにしてくださいね。
 しかし、毎日飲み続けるのは、感心できません。
 週に2日は、肝臓を休ませるようにしましょう。

肝臓手帳について

:::肝臓手帳について:::                                   

  皆さんは、お薬手帳をお持ちですか?
 医療機関にかかると、薬局で一人1冊、お薬手帳を作成してもらえると
 思います。これには、飲んでいる薬の名前や摂取量などが記載される
 ものです。

  また、妊婦さんは母子手帳をお持ちのことでしょう。
 母子手帳は子供が成長していく上で、重要なものですね。
 皆さんも自分の母子手帳を見たことがありますか?
 自分の成長ぶりや親の愛情が分かる貴重な手帳ですね。

  他にも、糖尿病の人には糖尿病手帳、C型肝炎の人には肝臓手帳と
 いうものがあるんですよ。
 肝臓手帳には、肝臓病に関する知識が記載されており、検査結果が
 書きこめるようになっています。
 定期的に検査を受けたら検査結果を書き込んでおきましょう。
 検査の度に、結果を見比べることが出来て健康管理には最適ですね。

  これらの手帳は、大事に保管しておくだけではいけません。
 違う病気で他の診療科にかかる際には、必ず持参するようにしましょう。
 医師によっては、C型肝炎にかかっているというと「血液検査をしましょう」
 と言うかもしれません。しかし、専門医にかかっているのであれば、その
 結果を持参して見せればいいわけです。定期的に行っているのであれ
 ば、わざわざ検査を受ける必要はないでしょう。

  だからと言って、C型肝炎のことを話さないのはいけません。
 薬の飲み合わせの問題もありますし、歯科などでは特に申告しておくこと
 が必要です。
 手帳は、常に保険証や診察券と一緒に保管しておきましょう。

支援者の会について

:::支援者の会について:::                              

  薬害C型肝炎の訴訟には、いろいろな人が応援されています。
 自分も何か力になりたいと思っている方もいらっしゃるでしょう。

  調べてみると、各地域で支援者の会というものが設立されています。
 学生による学生の会もあり、その活動内容はブログなどで見ることが
 出来ます。

  支援者の会に入ることができなくても、みんなの願いをつなぎあわ
 せるハンカチメッセージというのがあるようです。
 全国弁護団ホームページで、その内容を見ることができます。
 著名人もたくさん参加されているようですね。
 自分のハンカチにメッセージを書いて郵送するというもので、これによ
 って薬害の連鎖を断ち切る願いが込められています。
 集められたハンカチは、支援者の会が主催する集会などで、展示され
 ているようです。どれほど多くの方が、薬害C型肝炎に関心があるの
 かが分かるのではないでしょうか?

  また、支援者の会で活動されている方のブログを見れば、集会のお
 知らせや原告の方達のブログもたくさん紹介されています。
 原告団や支援者の方達の、これまでの活動内容や治療の辛さ、苦労
 が読み取れるものとなっています。
 もちろん、C型肝炎や薬害C型肝炎に関する知識は、インターネットの
 みならず書籍でも読むことができます。
 原告団の一人である福田衣里子さんは、本も書いていらっしゃいます。
 内容は、薬害C型肝炎についてはもちろんのこと、福田さんの前向き
 な姿勢に感心させられる一冊になっています。
 興味のある方は、一度ご覧になってはいかがでしょうか?

C型肝炎治療には、周りの協力が必要です

:::C型肝炎治療には、周りの協力が必要です:::  

  C型肝炎は、感染が怖いと言うイメージがありますね。
 しかし、普通の生活では感染しないことは、患者さん自身は当然、理解
 されています。一番困るのは、周りの理解を得られないということでしょう。

  C型肝炎の治療は、根気が必要です。
 時には、不安になったりイライラしたりすることがあるでしょう。
 薬の副作用でなることがあるようですから、周りの協力なしでは前に進
 めませんね。
 一人だと心細いけど、家族や恋人、友人の励ましがあれば、もう一踏ん
 張りできるはずです。

  例えば、すでに結婚されている方ならば今後の生活において注意して
 おかなければいけないことを、家族全員で理解すれば良いのですから
 とても心強いものだと思います。
 しかし未婚の方がキャリア保持者であることが分かると、恋人にその事
 実が言えなくて悩んでいる方が多いようです。
 病気を告白して嫌われるのではないか・・・と思うのは、皆さんそうだと思
 います。
 でも、知らない間に感染している可能性が、全くゼロではありません。
 勇気を出して告白して、相手の方にも検査を受けてもらうようにしましょう。
 普段の生活で気をつけなければいけないことを、しっかり理解してもらえ
 れば、今までどおり普通に生活を送ることができるのですから。

  C型肝炎に限らず、全国にはいろいろな病気で悩んでいる人がたくさん
 います。
 大切なのは、その病気を理解してあげること、そして出来れば、ちょっとし
 た気遣いができるようにしたいものですね。

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